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実務経験について
宅建試験に合格し、宅建士としての実務を行うまでには、
試験合格地での宅建士登録を経て宅建士証の交付を受ける必要があります。
宅建士としての登録の申請をするためには過去10年以内に2年以上の実務経験がある必要があります。
この実務経験とは、実際に顧客への説明、物件の調査、取引に関する業務を行っている場合に該当します。
業者に2年以上勤務していても、受付や秘書、経理財務など、上記のような業務を自ら行っていない場合には実務経験の期間にあたりません。
実務経験2年以上の証明での申請に該当しない場合、登録実務講習実施機関において行われる登録実務講習を修了することによりそれに代えることができます。
登録実務講習について
登録実務講習は、試験に合格されても実際に実務を行ったことがない方や経験の浅い方向けに実施する実務経験2年に代わる講習です。
都市計画図や登記事項証明書等を見て、権利関係や法令上の制限等の調査、重要事項説明書や契約書の作成などをし、実際の業務を行うための基礎を習得していただくものです。
約1ヶ月間の自宅学習及び2日間のスクーリング演習からなり、2日目の終わりに1時間の修了試験があります。
修了試験は、〇×形式20問(自宅学習課題から出題)、書式問題10(スクーリング演習から出題)で、〇×問題、書式問題でそれぞれ8割以上の正解が合格点となります。(教材参照可能)
修了試験に通りますと修了証の発行要件となりまして、この修了証が宅建士登録申請の登録資格を証する書面となります。
登録実務講習実施機関を選ぶ際のポイント
登録実務講習は、実施機関により、スクーリング会場、日程、金額、修了証の発行までに要する日数などに違いがありますので、受講のしやすさや条件などを鑑み、受講期間を選択してください。
※1月の早い日程は人気があり満席になるのも早いので、試験合格が分かりましたら早めに受講申し込みをするのがおすすめです。
(返金対応可能な実施機関もありますので、合格が見込まれた段階で申し込みをされることも可能です)
※修了証が手元に届くまでにかかる日数は実施機関により違いがあり、即日発行可能な実施機関もありますので、急ぎで終了証の入手が必要な場合はそういった機関で受講されることをおすすめします。
※日程変更可否や、修了試験不合格であった場合の対応も違いがありますので、各実施機関で詳細ご確認の上お申し込みください。
登録実務講習実施機関
国土交通大臣の登録を受けた講習を行う登録実務講習実施機関は次の通りです。
登録番号 | 機関の名称 | 所在地・電話番号 |
2 | (株)東京リーガルマインド | 東京都中野区中野4-11-10 TEL 03-5913-6310 |
3 | (株)日建学院 | 東京都豊島区池袋2-38-2 COSMY I 5階 TEL 0120-243-229 |
4 | TAC(株) | 東京都千代田区三崎町3-2-18 TEL 0120-509-117 |
5 | (株)総合資格 | 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル33階 TEL 03-3340-3081 |
7 | (株)九州不動産専門学院 | 福岡県福岡市中央区天神1-3-38 TEL 092-714-4131 |
8 | (株)日本ビジネス法研究所 (日本宅建学院) | 東京都千代田区神田須田町2-23-11 TEL 0120-188-509 |
12 | 一般社団法人TAKKYO | 千葉県八千代市ゆりのき台2-5-7 サンメールゆりのき台202号室 TEL 047-481-4155 |
13 | 一般社団法人職能研修会 | 神奈川県横浜市神奈川区台町12番地1 グリーンテラス横浜1階 TEL 045-594-7181 |
15 | (株)Social Bridge | 大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル10階 TEL 050-5306-1460 |